水中エコツアーを楽しもう

佐渡の海、そしてそこでよく見かける海の仲間たちをご紹介します。

コブダイ

コブダイ

「佐渡島といえばコブダイ、コブダイといえば佐渡島」という感じのコブダイ。初めて佐渡を訪れるダイバーからのリクエストが、ダントツで多いのもコブダイです。
「北小浦・赤岩」では「ぼぼ100%」と言っても良い確率で観察できます。
初夏から初秋まで数が最も多く、数十匹ものコブダイが産卵のために根に集まります。産卵行動は早朝・夕方に見られることが多いです。
成長したオスは額と顎のコブが異常に発達し、存在感は圧倒的。
成魚と幼魚の形体の違いは有名ですが、特に夏の終わりに現れる1cm未満の幼魚は「別種?」と思えるほどの違いがあって、ぜひ見てみてもらいたいもののひとつです。

コブダイは周年過観察できます。


ウミウシ

ウミウシ

ダイバーの観察対象として欠かせない存在となったウミウシ。
冬と春の「ウミウシシーズン」には「ガイドする八割の生物がウミウシ!」ということもあります。ガイドにとっては非常にありがたい生物です。
分類・整理がイマイチ進んでいない分野ということもあって、図鑑を見ても「?」の個体が多いですが、裏返せば「新種が多い」ということなので、まだまだ「未知の楽しみ」というものもあります。
F.WAVEにはゲストのものも含めて「県内一」といえる映像資料がありますが、今後は資料の整理・分類を行うことが大切な作業であると思っています。

ウミウシは周年過観察できますが、種類・数が多いのは2月~6月までです。


ダンゴウオ

ダンゴウオ

ダンゴウオ科の魚は「ホテイウオ」「ダンゴウオ」「ナメダンゴ」「フウセンウオ」「イボダンゴ」「コンペイトウ」などが見られています。特に冬から春は南部の「小木・琴浦」で「ダンゴウオ」「フウセンウオ」がコンスタントに見られます。
「ホテイウオ」は産卵行動も含めて、冬に全島で観察できます。
かつての佐渡は、冬に訪れるダイバー数は非常に少なかったのですが、近年は真冬でも毎週のように何処かのポイントで潜っています。
当然のことですが、真冬の海中にも「冬の生物達の営み」が粛々と行われていて、夏とは違った奥の深い生態観察が楽しめます。

ダンゴウオは11月後半~7月前半までみられます。


綺麗な海

綺麗な海

透明度が良いことで好評の佐渡の海ですが、夏から秋の数日間は「ゲ!!」っと絶句してしまうほど「水が抜ける」ことがあります。
加えて、うまい具合に潮が流れていたりすると、アジ・スズメダイ・ベラの仲間・チャガラなどが凄まじい数で泳いでくれたりして、圧倒されます。
以前、偶然「その日」に当たった関東地方の女性ダイバーは「ここは何処の海なのーっ!!」と、感激しきり、でした。
私も沖縄やモルディブやパラオなど「世界の超一級ポイント」で潜ったりしますが「佐渡も捨てたものではない!!」と、あらためて感心したりします。
「バリバリのフィシュウォッチングダイブ」だけではなくて、「透明で温かくて綺麗な海中でノンビリする」というのは、ダイビングの根源的な喜びでありますね!!

透明度が良いのは「梅雨明け~春濁り」までの間です。