佐渡島ウミウシ図鑑

「ウミウシ」は簡単に言うと「貝殻を持たない貝の仲間」といえます。
ダイバーのあいだでは、既に定着した生物群で、マニアみたいなダイバーも多いです。
近年の調査研究で、分類が大きく変わったこともあり、2019年春にF.WAVEのサイトも改訂しました。
ただ、佐渡を含む日本海側では、まだまだ未調査のエリアが多く、今後も新しい発見があると期待されます。
いずれにしても、奇抜な形体&「海の宝石」とも評されるほどの色彩は、ダイバーを飽きさせません。
F.WAVEでは、今後もウミウシ好きダイバーの方々と共に、大きな関心を寄せていきたいと思っています。
※新たな情報&分類に関しては、「ネイチャーガイド 日本のウミウシ」(中野 理枝 著・文一総合出版)を参考しています。

頭楯目 CEPHALASPIDEA

ブドウガイ

Haminoea japonica

春に「小木・琴浦」の潮だまりで多く見られる。

ニシキツバメガイ

Chelidonura hirundinina

春から初夏に見られる。個体数は少ない。

カラスキセワタ

Philinopsis speciosa

晩秋から初夏に、全島の砂地で見られる。

エゾキセワタ

Melanochlamys ezoensis

春に姫津ビーチで見られた。

キセワタガイ

Philine argentata

全島の岩礁と砂地の境界で、春に見られることが多い。

カノコキセワタ

Philinopsis gigliolii

晩秋から初夏に、全島の砂地で見られる。

キイロウミコチョウ

Siphopteron flavum

春から初夏に北小浦で多く見られる。夏の水津で無数に見られた年もあった。

   

アユカワウミコチョウ

Siphopteron Fuscum

初夏に「北小浦」の港内で見られた。「水津」や「姫津」で見られたことも。

無楯目(アメフラシ目) ANASPIDEA

   ジャノメアメフラシ

Aplysia argus

10m以浅の岩礁帯で、周年見られる。
秋に多いようだ。
   

アマクサアメフラシ

Aplysia juliana

春から初夏に全島で見られる。

アメフラシ

Aplysia kurodai

全島で冬~初夏まで見られる。春は特に多い。
30cmを超える大型も見られる。

アメフラシの死骸と貝殻の痕跡

アメフラシの死骸を見つけたら、
貝殻の痕跡が見られるかもしれません。。

クロヘリアメフラシ

Aplysia parvula

全島の岩礁・海藻帯で周年見られる。
秋は少ない。

クロヘリアメフラシの交接

春から初夏には、
交接シーンも見られます。

   
フウセンウミウシ

Notarchus indicus

冬の虫崎で一度だけ見られたことが。

   フレリトゲアメフラシ

Bursatella leachii leachii

10m以浅の砂泥底で、周年見られる。

ウミナメクジ

Petalifera punctulata

全島の海藻&アマモ帯で見られる。
春から初夏に多い。

ウミナメクジ(別画像)

クロスジアメフラシ

Stylocheilus striatus

砂泥底の海藻帯で周年見られる。